和泉石材店

BLOG 「一言石句」

タンポポの事

DATE 2017.04.18

tanpopo17041.JPG稲垣栄洋さんの本を読んでからというもの、どうにも雑草が気になって仕方ありません。ここのところ連続して桜に関するブログをあげていましたが、実は桜よりもその下に広がる雑草ワールドがもう気になって気になって・・・。その中でも特に今注目はタンポポ。写真は桜の木の下に広がるタンポポ達。今までこんな場所なにも気にしていませんでした。この時期にごくありふれた普通の景色で、ちょっと春らしく緑と黄色のコントラストが綺麗だなと。そしてこの時期の主役はあくまで桜であると。

tanpopo17042.JPGところがどっこい、この中に2種類のタンポポがいるのです。遠目には全く見分けがつきません。そこで花を並べてみると違いが良く分かります。左が在来種で右が外来種。花の下側がひっくり返っているのが外来種の特徴ですので、そこさえ押さえれば識別は簡単。この春先は在来種も外来種も入り交じって咲いています。私たちが写真を撮ったこの場所では圧倒的に在来種が優勢。タンポポなんて冬でも咲いていると思ったならば、それは全て外来種。在来種のタンポポは春先にしか咲かないそうです。おまけに昆虫などによる受粉がないと繁殖しない在来種は、一定の自然条件が無いと増えない事になります。田んぼの土手やあぜ道にわんさと咲いていたタンポポですが、見かけなくなったのは外来種が強いからではありません。人間が在来種に必要な自然環境を無くしてしまっているからです。外来種のタンポポが増えたから在来種がいなくなった訳では無いのがミソ。雑草は環境のバロメーター。奥深い世界です。