和泉石材店

BLOG 「一言石句」

土地選び

DATE 2018.03.11

tochi1803.JPG土地選びは本当に難しいものがあります。景観や周辺環境、地盤や過去の歴史など、色々と調べた上で土地を買う方が多いと思います。その全てが揃った土地は当然ですが評価が高く、非常に高額になります。一般的な土地の評価で私が重視しないのが過度な「便利さ」です。コンビニが近いとか、駅に特急が停まるとか、そういうのは正直どうでも良いです。そこは地価を下げる重要なポイント。更に過度な標高も求めていません。震災以降沿岸部の土地がなかなか動かないそうですが、そういうのも別段気にしません。少々の大雨や台風で水没しなければ良いです。更に過度な景観も求めません。住みながら毎日素晴らしい景色が眺められば最高なのでしょうがそれも求めません。ちょっと歩いたら素晴らしい景色があれば良いのです。そして今回私たちが検討している土地は埋蔵文化財指定地域でした。常滑市の場合、文化財の調査に関わる費用は全て施主持ちだそうです。財政事情が緊迫した場所に住むとそういうリスクもしょいこむ事に。その土地には中世〜近世の器の破片等があると言います。これは裏を返すとその時代から人が住んでいた事の証でもあります。という事は埋蔵文化財がある=人が昔から住んでいた=住むには良い土地という公式にもなります。しかしその文化財の保護に関わる費用が負担になると、人はそこを避けて住むという流れになる訳で、本末転倒な感じがします。妥協と多少のリスクをしょいこむ事で、ちょっと広い土地がリーズナブルに買えるという話になります。今回土地をあれこれ探してみたのですが、良い土地は高いという事です。掘り出し物なんてのはそうそうありません。そんな事でこれからは土地の事でなく、家の事を考えます。多分予算との戦いになると思われます。