和泉石材店

BLOG 「一言石句」

襤褸

DATE 2020.05.04

ranru2005.jpgものには何でも寿命があります。先日立て続けに服に穴があきました。私はファッションと服装は別の話だと思っています。ファッションはあくまで流行の事。これを追う事が一体何を意味するか。お洒落して出かける事は実に良いことだと思います。ところが流行の服を常に追いかけたお洒落と、大切に使い倒す事は別問題。残念ながらファッションという言葉の裏には使い捨て的な短命な製品イメージがつきまといます。ファッション感覚という言葉は消費社会を皮肉った表現として使われていますが、表層の事象に囚われる事がとかくファッションと表現されているようです。私は服は穴があくまで必ず使います。流行遅れだからだとかそういう事で服を始末するのはそもそもおかしいのです。襤褸(ぼろ・らんる)という言葉があります。良寛は襤褸だった自分の姿を恥じてはいなかったと言われていますが、これこそ良寛の信念だったのだと思います。そんな何でも無い信念を持って生きる事の大切さを教えたいのは自分の子どもなんです。この破れた服を見て子どもはどう思うか。モノを大切に扱う事を今教えないと。GWの大切な学びは破れた服から。