ニュース 鶴林寺 DATE 2025.04.28 GW前半戦は加古川市の鶴林寺(天台宗)です。聖徳太子が創建した寺院と言われ、718年には七堂伽藍が存在していたそうです。1300年!の歴史を感じる堂々たる伽藍配置で、見るものを圧倒します。 山門をくぐると国宝となる本堂が飛び込んで来ます。棟札に1397年と記されているようで、室町時代の建築物です。聖徳太子そのものが信仰対象となっていたため、鶴林寺周辺には30以上の寺院が集まっていたそうです。歴史の面白いのは、浮き沈みがあるということ。本堂の柱がやたら虫食いにあっていたり、何だか京都あたりの寺院とは清潔度?が違います。それこそがこのお寺の誇るべきところかと思います。長く時代を経たその痕跡を見て、この時代まで繋いだことの凄さを感じるのです。 こちらは国宝の太子堂。現存する兵庫県最古の建築物だそうで、何と1112年に建てられています。内部には重要文化財の釈迦三尊像(ご本尊)が納められています。屋根の美しさは格別。堂内に聖徳太子の壁画があることから太子堂と呼ばれていますが、その壁画は肉眼では分からなそうです。それもお寺がたどった紆余曲折があったから。荒れた時期があったのでしょう。 鶴林寺だけでも国宝の建物を2つ有しています。京都だったら人・人・人で押しつぶされていると思います。播州の寺院をいくつか巡っていますが、とにかく人が少なくてゆっくり参拝出来ます。観光という側面からは人が多いのは結構ですが、信仰という面では必ずしも良いとは思えません。見世物ではなく、信仰の対象として伝えるべきものがあると思うのです。そんな意味でも播州は特にオススメ。歴史ある素晴らしい寺院が目白押しです。 CAT:ニュース 一言石句 TOP prevnext