ニュース 建築 デザイン 旅行 神勝寺その2 DATE 2025.05.01 藤森建築の真向かいにある建物は、滋賀県の永源寺から移築された含空院と呼ばれる建物。茶房として使われています。見事なプロポーションの建物で、一般的なお寺の本堂くらいはあります。巨大な踏み石はほとんどが土の中に埋まっていると思います。粋です。ほとんどの建物が調子。素晴らしいです。 本堂に向かって歩くと道場が見えてきます。坐禅堂など、禅体験をする場となっています。太鼓橋が印象的。紅葉の時はここから見える景色は格別かと思います。 道中にある茶所がシンプルで粋なのです。下世話なモノは一切無し。ほとんどのお寺がそれすら出来ていないのが現実。境内を見ていると、金銭表示がないのです。お金の表示は必要最低限。素晴らしい世界観。 最初の目的地はこちらの「秀路軒」という茶室。1788年に焼失した表千家の茶室を、中村昌生さん設計で再現されています。ちなみに秀路軒は開基夫妻の名前が由来。この茶室の片隅に位牌が2つあったのですが、それが開基夫妻のものだったようです。とにかくもの凄く緻密な設計がされた茶室です。 こんな建物をよく再現出来たものです。焼失する前の姿を堀内不識斎が描きとっていたものがあったそうで、それを元に中村さんが再現設計をしたという流れ。現代の建築物が失った全てが残っているような感じ。世の中財を成して貯め込む人もいれば、こういった文化に対して還元する人もいます。その人の人生の成果は本人が得たものでは評価されず、何を与えたかで決まるというのは本当だと思います。さて、次は建物の中へ入ります・・。 CAT:ニュース | 建築 | デザイン | 旅行 TAG:デザイン 一言石句 TOP prevnext