和泉石材店が手掛ける石材は基本的には花崗岩が主です。昨年末に納めさせていただいたのは大理石のテーブル。家具が好きですので、テーブルの基本的な構造は理解しておりまして、その知識が役に立ったわけです。天板は蛇紋岩で、埼玉県で産出されていたものかと思われます。梁の部分は南アフリカの黒御影石。脚の部分は大理石となります。大理石の脚は3枚の板材をサンドイッチして強度を上げています。耐荷重は十分かと思います。ツヤを出し過ぎないようにしてありますので、後々補修等が出た場合のでも、現場で再研磨出来るように配慮してあります。こちらの材料は、元々施主様のご自宅の暖炉周辺に使われていたもの。それを再加工してテーブルにしたのです。思い入れのある石ですので大切に使っていただけると幸いです。