和泉石材店

BLOG 「一言石句」

田吾作

DATE 2025.09.08

グラントワ目指してやってきた島根県西端の益田市ですが、なんとあの居酒屋探訪家の太田和彦氏が「日本一の居酒屋」とまで言わしめた「田吾作」さんが、ホテルから歩いて行ける距離にあります。前日、自宅から出発した車中でダメ元で予約をしてみると、なんと奇跡的にOK!日本海のきまぐれとおつきあいしながら商売しておられるという田吾作さん。なんでも全国からココだけを目的に来られるほどコアなファンがいるそうです。

日本酒と一緒にやると確実に昇天するなあと思いながらも私たちは今回食べたかったのです。だってメニューは地物オンリーでほぼ魚介類、お通しだけでも余裕で満足して帰れるクオリティ。おまかせお造りからサザエ、絶対食べたかったこの活イカお造りは、数時間前まで日本海に居て、店内のいけすで泳いでいたものです。捌かれ動いている状態でやってきます。子らにとっては初めて食べる最強のイカのお造り。どんどん食べていました。

とくに印象深かったのが高津川産の「つがに」と「鮎の塩焼き」。高津川は、島根県の西部を流れる全長81㎞の一級河川として、全国で唯一、支流も含めてひとつのダムもない清流中の清流です。そこで獲れるつがに(モクズガニ)は、上海蟹に近い種の川蟹で、とにかく濃厚な味。メスとオスの両方をいただきました。鮎は毎夏食べに出向いていますが、ここまで離れた場所の鮎は初めてです。そして同じ清流の鮎でも食べている苔の味でこんなにも味の差があることにびっくりでした。差があっても美味しいしか無いのです。

唯一のお肉メニュー、島根和牛焼。間違いの無いお店だから、もちろん食べます。わざわざの炭で、美味しいがモレモレ画像で説明不要でしょう。個室でしたが、我々も炙られる勢いでお店中煙だらけでしたが、それも含め島根和牛の味を堪能しました。

このような天国では〆こそ必食です。子らにはご飯とお味噌汁を出して貰えたのですが、でもお味噌汁とお雑炊。お味噌汁、まさかのカワハギの肝ときです。最後の最後まで素晴らしかったです。益田は遠いけれど「ココだけのために来る」は激しく納得です。ご馳走さまでした。