ベンリナー
DATE 2011.05.25
まだまだ使えるスライサーを、もったいないけど新調しました。住まいを常滑に移した時に購入したモノですが、完全に格好だけで(今思えば格好も微妙ですが)何でも一緒だろうとあまり深く考えずに購入したのが大間違いで、使う度イライラして使用頻度が落ちるほどイケない使い勝手のものでした。いつぞやもう包丁で切るようになったのは良いのですが、私の腕前では時間がかかってしまい、やはり時短に越したことは無いということで新しいのを新調することに決めたのです。ではどういうのが良いモノなのか、と考えた所、私の理想のものはハッキリしていました。美浜で義両親と一緒に暮らしている時に使っていた古いスライサーがまさに。「暮らしの手帖」のある号の商品テストのコーナーで、同じモノが紹介されておりようやくその商品名がわかりました。その名も「ベンリナー」です。カタチは全く持って普通ですが、恐怖を感じざるを得ないほどのキレ味がです。切り口がキレイなのです。ベンリナー曰く「スライサーの歴史はベンリナーの歴史」なのだそうで、昭和25年に誕生してからもう60年もこのシリーズのみを製造しているメーカーでその名も「株式会社ベンリナー」というわかりやすい会社です。驚くべきことは、最初でこそ木製であった以外、小さな改良は加え続けられていますがほとんど形が変わっていないことです。義母が使っていたモノは相当古かったですが、同じモノがこうやって購入できるなんて幸せはそうないことです。