新しいパンダの印象は
DATE 2013.08.10
先日から3日間ほど拝借している新型パンダ。じっくり乗ってみた印象をちょいとまとめてみます。
- デザイン良好。細部まで丁寧にデザインされてるのが分かります。ボタン類まできっちりデザインされていて、このクラスで比較出来る車は無さそう。パンダのデザインは何よりも実用的である事が大切。初代パンダと似ても似つかぬ車ですが、この辺りの哲学はきっちり引き継いでいます。ただ、控えめなので目立ちたい人には向きません。個人的には、こういう実用的で丁寧なデザインこそイタリアデザインの真骨頂だと思っています。
- 乗り心地良好。二代目のパンダの乗り心地は、短いホイルベースもあってかかなりピョコピョコしてました。新型は大幅に改善されています。シートなんかもフランス車を思わせるふんわりした感じ。これはGOODです。
- エンジン最高。これだけでも買う価値があります。二気筒エンジンの独特のビート感。こういう乗り味を持った車は他にありません。900ccですが、過給器が付いてるので1400cc位の感覚があります。素晴らしい。ちなみに、常滑〜駒ヶ根〜名古屋市内の平均燃費は20.6km/Lを記録。ただ、振動が無く静かで滑らかなエンジンが好きな方は他の車を買った方が良いです。
- とにかく楽しい。実はここが一番のセールスポイントかも知れません。日本の車にはココを一番分かって欲しいところです。車の移動というのは、時間とエネルギーをメチャクチャ費やしています。その移動の時間が楽しくないなんて嫌! そんな方にぴったりなのがパンダなんです。車にはその国の文化が色濃く反映されています。異国の文化も含めて楽しめる車として大いにオススメします。
- 耐久性に関して期待大。しっかりしたドアヒンジや、リヤの手動式窓などのシンプルな造りは長く使うにはもってこい。肝心な所はきちんとしてる。当たり前の事だけどそれをしていない車がもの凄く多いです。売れてる車=良い車は企業の論理。顧客にとっての良い車とは切り離して考えましょう。
- デュアロジックの変速はかなり進化したのですが、5速に入れるタイミングが遅すぎる気がします。日本の道路事情からするともう少し早めに5速に入ると良いかも。
- ナビの取り付けに苦労しそう。毎度の事です。
- シート背面にバックポケットが無い。意外と不便。
- スペアタイヤがパンク修理剤。かなり不安。
3日間で気が付いたのはそんなところでしょうか。総じて私たちの使い勝手にはバッチリと応えてくれそうな気配です。荷室も十分な広さで、高さも適切。文句ない車です。ボディの剛性感や足回りの確かさ、ブレーキのキャパシティなど、基本中の基本がしっかりしています。イタリアの歴史や文化、そしてモノ作りの姿勢が顕著に表れた一台だと思います。 最近発売された車の中ではイチオシの車です。強いてライバルを挙げるとすれば、VWのポロかup!。日本の車ですとスイフトやスプラッシュでしょうか。いずれにせよ楽しさでは一番だと思います。さて皆さんならどれを選びますか。