ベルランゴ納車が目前に迫って来ていますが、他に検討した車が無いかというとウソになります。毎度日本の車も検討するのですが、どうにも具合が悪いのです。5年前にマツダのデミオに試乗した時も、決定的に後席〜荷室の使い勝手が悪かった記憶があります。今回も写真にあるような車種を見に行って検討しましたが、各ディーラーさん共通してカングーの替えになる車種は無いという返事。あれだけ大量のミニバンをラインナップしているのに競合車種が無いとはどういう事か。全くもって不思議です。こちらの要望としては、下記の通りです。
1.2列シートで良い。(定員5名)
2.後席はスライドドア
3.2列目は折りたたんでほぼフラットになる事。
4.袋詰めの砂利を400kg程度積んでも問題無く走る事。
5.2列目にも一定の安全装備が欲しい。(カーテンエアバッグ等)
6.荷室がなるべくスクエア。
7.内装は極力質素な方が良い。(革シート不可)
8.荷物も人も大切に運ぶ事が出来る事。
割と要望が多いのですが、大切なのは8番。ココなんです。主に荷物を運ぶ車=商用車＝安全装備が全く無い。つまり人の命が粗末な扱い。逆に人を快適に運ぶ車＝装備てんこ盛り=座席が折りたためない＝荷物が遠慮無く積み込めない。日本車は何故か両極端な車しか無いのです。カングー乗ってるオーナーがたどり着く先は、再びカングーを買うか、ハイエースを買うかのどちらか。今回はそこにベルランゴというもう一つの選択肢が出来ただけ。そして偶然こちらの求める使い勝手にフィットしたのです。こちらが欲張り過ぎなのかどうか知りませんが、なかなか日本の車にちょうど良いのが出てこないのです。