いよいよこの日がやってきました。20万キロを共にした友、カングーとの別れです。この20万キロ一度も事故無く安全に私たちを運んでくれました。もちろんトラブルはありましたが大した問題ではありません。特にこの車の持つシンプルさはこのカテゴリーの手本となり、色々なメーカーがカングーのライバルを販売しています。しかし、結局これを超える車は出ませんでした。周りにもカングーオーナーが多くいますが、旧顔の1.4Lの乗り味が最もカングーらしくて気に入っています。結局20万キロを後にして、ドア周りなど車の構造的な部分は全くへたっていません。今でもドアは極めてしっかりしていますし、足回りもしっかりしています。ブッシュ類やダンパーを交換すれば、また元通りの乗り心地が戻るとおもいます。駄目かと思っていたエアコンとATが全く壊れなかったのは奇跡でしょうか。シートやサスペンションといった車の基本がしっかりした良心的な車。せめてシートだけでも日本車に真似して欲しいと思います。表層の姿カタチばかりが評価される昨今、本当に芯の通ったコンセプトの車が壊滅状態です。これでデカングーにバトンタッチされる訳ですが、暫くは夢に出てきそう。それ位気に入った車です。暫くしたら旧顔カングーについて一通りブログにまとめます。次のオーナーの元でも頑張ってはたらいてね。ありがとうよカングー！