新しいカングーが今月の10日に我が社へ来ましたが、19日の定休日、初めてまともに運転しました。　初ロングドライブに相応しい、三重にいる夫の祖父の元へ。newカングーの取説によると1,000kmまでは慣らし運転必至なので、スピードを出さずにほぼ法定速度内の走行。さて新しいカングーでの長距離の乗り心地はいかに。今回ハンドルを握って実際に操作してみて初めて感じたことが、そこまで車体が大きくなったことを感じさせないということです。一回り小さかった旧カングーより小回りがきくようになっていることと、車体の割にステアリングが小さいように思うからなおさらかもしれません。

助手席では、このロングドライブで普段気づかないような何かがあるだろうと、かなりいやらしい感覚を研ぎ澄ませて粗探ししておりましたが、結果的にファーストインプレッションから最後まで「非の打ち所がない」パーフェクトでありました。車体が大きくなったことを実際あまりいい風に思っていなかったのですが、大きくなったことで必然的になんだか窓の視界も広くなったような気がして開放感にあふれます。とくに後部座席にその感覚が顕著に表れたみたいでした。座席が改良され少しばかり座面が上がってなおさら視界がよくなったとのこと。ちょっとした感動を覚えるほどです。往復500kmのドライブなのに、疲れをほとんど感じさせませんでした。あれだけ荷物が乗って尚かつ疲れない車だなんてまさに理想的です。カングーは既に日本ではファミリーカーのイメージが定着しつつありますが、これほど「はたらくくるま」にぴったりな車はそう無いと思います(注：壊れなければ！)。