ももぐさのサロン
DATE 2009.08.11
女子なら夏は涼しくスカートといきたいところです。最近インターネットのニュースで見た「スカート男子」のセンセーショナルな記事にちょっぴりクラクラしてしまいましたが、風にひらひら揺れるスカートってやはり女らしいですよね。今日は、先日訪れた多治見のギャルリ百草さんで購入したサロンを履きました。このサロンは百草さんの奥さま、安藤明子さんの考案した衣服です。布が筒状になっているだけのシンプルな形で、それを履いて腰あたりで紐で結んで止めます。写真のように外側より薄くて色の違う生地を内側に重ねて、少し出したりとか、ただシンプルに筒状なだけなので、いろいろな着用の仕方が出来てかなり遊べるのです。そのシンプルさゆえに、妊婦さんを含めたあらゆる体型の人に日常の服として着る事が可能であるというかなりの優れものです。まさに日本人の民族衣装、着物の概念そのものなんです。
サロンはこのように専用の畳紙に入っています。筒状なので着物のように折り目正しく畳めるのでかさばらず収納することができます。私自身、礼装の時はかなりの確率で着物を着ますし自装するので、こんなにシンプルで理にかなった現代の衣服はそうそう無いように思います。あまり着物を着られない方でも、着用の仕方がわかりやすく書かれた紙が同封されていますし、百草さんで購入されるなら、スタッフの方が丁寧に教えて下さるので心配はご無用です。