モンドリアン展その4
DATE 2021.07.26
豊田市美術館へ行くと建物の見学でかなり時間を要します。谷口吉生さんの建築はもの凄い密度で設計されていて、大規模な建築でも細部まで丁寧にデザインされています。盛り込むべき要望も多いはずですが、ここまで削ぎ落とされたデザインに出来るのは建築家の技量によるところが大きいと思います。
こんな所にもの凄い執念を感じます。大半の建築家はこんな事までしません。この努力の積み重ねが美術館全体の雰囲気になるのです。
石工事もこの通り。もの凄い精度で組み上げられています。早く安く立派になんていう世界観ではこうはならない。
壁の目地工事は全て底目地仕上げです。この施工だけでも膨大な手間暇がかかるのですが、涼しい顔して納まっているのがミソ。これみよがしなデザインの建築が沢山ありますが、こういう視点で見ると破綻しているケースが多いのです。淡々とハイレベルな施工を積み重ねた結果として、もの凄くユニークな建物になったのが豊田市美術館。是非皆様も足を運んでみて下さい!