自宅にあるオーディオセットでちょっとした実験をしました。スピーカーベースとアンプの台石をクンナムというインド産黒御影石で製作し、その効果の程を試してみたのです。プラシーボ効果とかいう言葉もありますが、今回の結果から申し上げますと劇的に変わりました！！！　実は以前からスピーカーベースに御影石を使っていましたが、白御影石という比較的柔らかい花崗岩を使っていましたが今回は黒御影石に変更です。そもそも黒御影石とは、閃緑岩や斑糲岩の総称で、一般的な白御影石とは全く性質の違う石です。ですから振動に対する反応もそれぞれ異なる性質を持っていまして、石種を変えれば音色も変わるはずなんです。但し、実際には家の床材の性質の方が遙かに影響が大きく、ベース部分を云々する以前に、拘る方なら床材に手を入れるべきだと思っております。スピーカーというのはあくまで楽器と同じで、自ら振動し音を出す器械です。ですからそれに接する部分として床材が最も影響が大きいと言えます。でも床材まで変えるとなるとえらくお金のかかる話になってしまいます。そこで今回のスピーカーベースが対費用面でもかなり有効なんです。実際の効果としましては中低域の立体感が増し、全体に締まった感じがします。ただ、これも好みがかなりありまして、人によっては御影石は駄目とか色々な意見があります。まあ自己満足ですからね・・・。