和泉石材店

BLOG 「一言石句」

また豚も麺も芋も喰っちゃえ韓国ツアー:3日目夜

DATE 2010.10.13

kamujyatan.JPGいよいよ最後の夜となってしまいました。もう私たちの満腹中枢も完全に破壊されています。韓国の食べ物なら何でも食べたい!な空気になっちゃっていますが、最後の夜こそ肝心です。最後の夜こそ「カムジャタン」に決定しました。カムジャタンは韓国の最もポピュラーでチープな鍋料理の一つです。カムジャはジャガイモ、タンはスープの意味。又は豚の背骨の別名をカムジャ骨というので、カムジャタンは「豚の背骨とジャガイモを煮込んだ鍋」ということだそうです。(実際ここに記すに当たって色々調べて豚とわかったのですが、ずっと牛だと思って食べてました・・)結論から言いますと、最後の夜にコレで良かった!否、これにすべきだ、これぞ韓国!と声を大にして言いたい。まず写真のように野菜やらが山積みになって出てくるのですが、煮ていく内にどんどんかさが落ちて見えてくるのが骨付きのお肉。モッピョと呼ばれる豚の首の部分なのだそうで、いい具合に煮込んだら、お箸でホジくるなり骨にかぶりつくなりで頂きます。くたくたになったお野菜もジャガイモも絶妙に美味しく、辛さそっちのけでいいお出汁が出まくったお汁までしっかりいただきました。

pyochimu.JPGこちらは、ほんとはカムジャタンより先に出てきたモノなのですが、こちらも引けを取らない美味しさ。「ピョチム」という食べ物です。カムジャタンで使われる肉や野菜などの具材をしょう油ベースの甘辛ソースで煮たもの。こちらのメニューは実はこのお店のオリジナルメニューなのだそうです。辛さはほとんどなく、カムジャタンの具材と殆ど同じなので、カムジャタンの甘い版といった感じですが、全く別物です。うまみが濃縮されたというイメージで、これもほうっておくとどんどん箸の進む一皿です。危険危険。

pokkunpa.JPGそしてさらには、ピョチムの残った汁を使って「ポックンパッ」(炒飯)でシメました。食べ終わった鍋の汁こそ美味しい。鍋の時いつもこの汁取っておきたいを思います。それを無駄にしない食文化万歳!鍋料理の醍醐味ですね。ですがいつもコレをどうにかして食べるという胃袋の余白が残せないのが現状。今回も限界に近かったのですが、何かにとりつかれたとしか思えません。しっかりきっちり完食です。

raymen.JPG しかしコレでシメるつもりが、フライングしてました。やはり本場で冷麺を食べないことには日本帰れないじゃないか、ということで頼んでしまってました。胃袋ははち切れんばかりだというのに何故か入る冷麺。あっさりにも程があり、またこちらのは麺がお蕎麦のように細いので、さらにサッパリ感を増長させるので、あんなにおなか一杯と言ってた人もなぜか口に運んでしまうのでした。しかしさすがにこれだけのメニュー食べられるのはやはり5人という人数だからです。あまり少ない人数でも駄目、多すぎてもいけない、4人から6人くらいがベストだなと痛切に感じました。教訓「韓国グルメツアーは4〜6人で!」。