旅の本
DATE 2013.03.16
自分が旅する時に欠かさず行っているのは、旅先でいわゆる老舗と呼ばれる所へ足を運ぶ事です。宿泊する旅館や料理店など、老舗と呼ばれるにはそれなりの訳があります。私たち商売人にとって、勉強になる事が沢山あるのです。そして大切なのは、そういったお店が、小説やエッセイなどの舞台になっている事があるのです。今回ご紹介する、「澁澤龍彦との旅」では、会津若松で訪れた満田屋というお店があるのですが、それはまさに以前当ブログでご紹介したお店。会津の風情を満喫出来るお店で、私たちにとっても忘れられない思い出になっています。何年か経って、あちこちの本で取り上げられているのを見ると、その時の思い出が浮かび上がってきます。パリで行ったカフェ・ド・フロール、ロンドンのクラリッジスやルールズなど、もうあっちこっちででくわします。仕事で役に立つヒントも沢山あるし、旅先で老舗を回るのは実にオススメです。