その他 播州の秋祭り2025 曽根天満宮 一ツ物 DATE 2025.10.23 私たちの心を掴んで離さなかったのが、「よいよいべー」です。よいよいべーは曽根天満宮一ツ物のことで、一ツ物とは、祭礼に特別の扮装をして馬又は肩車に乗って登場する児童のことです。各町から一人4人が選ばれ、期間中、1ツ物には神様が憑依し、地面に足を付けられないのだそうです。一ツ物は坊主頭巾に派手な長襦袢を着流し地下足袋姿の若衆に肩車をされたり、馬乗せられ、若衆の口取歌「よーいよーいべー」と歌って道中します。こちらの画像は一日目宵宮の姿。行事当人の童児です。町の人は一ツ物とは呼ばず「よいよいべー」と言います。理由は調査中です。 この画像は2日目本宮の様子です。こちらは狩衣姿の童児です。早朝「よーいよーいべー」の声で私たちも起床しました。すぐ近くにいる!と姉とご近所さんと駆け足で観に行きました。本宮では馬に乗って町中を回って宮入りします。一ツ物を先導する幟旗が竹割をする竹で、本殿前で勢よく地突きして青竹を割ります。それが終わると馬上の一ツ物も神社の門前に着くと若衆に馬上から抱きかかえられ、 一気に拝殿まで走り込んで本殿に入ります。本殿に並んで座る一ツ物たちはもう疲れてふらふらで、眠くてふねを漕いでいる子もいるそうです。一ツ物神事は兵庫県の無形東独文化財で、曽根天満宮秋季例大祭で最も重要な神事なのだそうです。私たちはこのおかげで一気にファンになりました。 CAT:その他 一言石句 TOP prevnext