和泉石材店

BLOG 「一言石句」

お盆紀行4

DATE 2014.08.30

tottori14.JPGエアコンレスな山小屋生活も意外と慣れてきた頃、天気予報が気温上昇を伝えています。不眠で変なことになる前に、避難した方が良さそうという事で、義父の故郷鳥取に向かうことに。子供が歩けるようになってからというもの、旅の景色が変わりました。手をつないで5分位は歩くようになりまして、その後飽きたら直ぐ抱っこ要求。真夏には相当厳しい状態です。それにもめげず歩くのは、そこに美味しいものがあるからです。それは鳥取名物らっきょうでもなく、蟹でもありません。「すすぎ鍋」なるしゃぶしゃぶの元祖があるのです。

takumi1.JPGこちらがすすぎ鍋を食べに行った「たくみ割烹店」さん。民藝運動の指導者であった、鳥取出身の吉田璋也が中心となって考えた鍋と言われています。お店のたたずまいも民藝を連想させ、何とも魅力的。たくみ割烹店に隣接するのは「たくみ工芸店」で、日本で最初の「工芸店」を冠したお店と言われています。たくみ割烹店で使用される器の多くは地元鳥取の器。その地で作られた器で、その地の牛肉をすすいで食べられるという素晴らしい内容。お店の中も全てが民藝を感じられます。果たしてどんな鍋なんでしょうか!

susugi1.JPGで、出てきたのはこんな夢のような鍋です。実際にこういう器に盛られてくると、器の良さが実感出来ます。こういう実用性の高さが民藝の魅力。こちらの牛肉が鳥取が誇る地元牛「鳥取和牛オレイン55」です。和牛肉に含まれるオレイン酸の割合が一定以上ある事など、一定以上の条件を満たしたものをこう呼んでいるようです。ごまダレには辣油が入っていて、ひと味変わったパンチの効いたタレになっています。銅製のしゃぶしゃぶなべで頂く鳥取和牛は本当に特別な味で、口に入れるとふわ〜っと溶けてしまいます。遠路はるばる鳥取に出向いた甲斐がありました。器も味も建物も、素晴らしいお店でした!