歳暮や中元などで貰うペットボトル入りの油が切れて自分で買うのはだいたい菜種油なのですが、それらはたいがい瓶や缶に入っているので、ふだんは小分けにして使わないと使いにくいのです。それにまた妙な拘りなのですけれど、やはり普段使う道具なのにペットボトルは味気ないと感じていましたので。長らくずっと何か使いやすいモノをと探していたら、まさにドンピシャなポットを発見しました。油を入れる道具として使うモノだから、ちゃんと洗えて使える方が良いです。使用頻度が高い道具なので、ガッツリ栓が出来る細い注ぎ口よりどうせならぱっかり大きく開いたお口の方が良いし、調理時に油を入れすぎたときなんかでも油をもどしやすいのです。

本来はミルク用なのだそう。絶妙な小ささがたまらないところです。ネットショップで購入したのですが、購入時のページに「日本のステンレス製品には会社の刻印があるものですが、この製品の底には自転車を漕いでるナイスなマークがあります。買ってからのお楽しみ。」とあり、このくだりを見た瞬間ポチッとクリックしてしまいました。手元に届いてまず確認したのがこのマーク。そうくるか、というおもわずにやけちゃう単語まで刻印されています。あえて掲載しませんよ。受けの皿は土楽窯のちりれんげセットの受け皿です。つい先日レンゲを割ってしまい、ひとりぼっちになった受け皿にちょうど良い新しい相棒が出来ました。サイズもぴったんこです。コンロまわりでの油の使い勝手が劇的に良くなりました。