和泉石材店のブログに一番沢山出てきた車はカングーでしょう。それくらいカングーにはお世話になってきました。最初に登場したのは2009年4月6日のブログ。この時は初代カングーでした。その後2011年1月11日のブログにカングー2が登場。そして2020年11月12日にベルランゴへバトンタッチ。何でカングーではなかったのか。それはこのカングー3が原因。

新しいカングーは何しろ旧型の面影が無い。欠点を無くすために面影が無くなったなら分かりますが、逆に良いところを捨ててるからいかんのです。例えば助手席が沈み込んで床下に収納出来る機能とか、丈夫なトノカバーとか・・・。一方でドアが90度に開くなんて素晴らしい。そこに旧型のあの助手席が沈む機構があれば最強でした。何やってんだろうかと思います。

内装に至っては全く類似点無し。引き継いでいるのは運転席のシートが良いこと。ベルランゴより断然良いです。ただし、後席は完全に退化。多分これ、上屋の部分を絞り込んだデザインの弊害だと思います。そして助手席は妙に着座位置が低い。ベルランゴの助手席もかなり低いのですが、例の助手席が床下に入り込む機能があるので不問にします。妙に高級感を演出しているところやら何だかわけがわからない。

面影があると言えばこのダブルバックの後ろ姿でしょうか。結局ディーゼルモデルに試乗しましたが、シトロエンのディーゼルに全く及ばないエンジンでした。これはガソリンエンジンに期待するしかありません。フロントガラスも傾斜が強くなって開放感を失い、独特な使い勝手も失っています。という予感がある程度あったのでベルランゴにしたのです。結果は正解。長らくカングーに乗っていた人間からするとちょっと悲しいのです・・・。