和泉石材店

BLOG 「一言石句」

お仕事風景(工事の後編)

DATE 2010.03.16

kaigen1.JPG先日は快晴の中、2家のお客様の開眼(お墓開き)をしました。大府森岡墓苑で1家、知北霊園で1家です。公共墓地である知北では、同日に沢山の開眼が行われており、かなり賑やかな状況でした。私たちはお墓開きももちろん立ち会います。全ての用品を揃え、雨が降ればテントの設営もします。毎回モノには拘っていますので、私たちが開眼のために揃えたアイテムはどれも一捻りしてあります。お酒は澤田酒造さんのを使っていたり、野菜はおはよう君、昆布や椎茸はもちろん国産のものを用意しています。紅白のお砂糖は三越さんにお願いし、祝い花は石碑のデザインによって形を変えたりしています。とにかくきめ細かく対応できるよう日々努力しているのですが、未だ未だ改善点は多いと思います。基本的に同業他社の開眼を参考にする事はしていませんので、全く違う分野からお知恵を拝借しています。真冬の降雪時にも安定して着火できるライターを探したり、開眼道具を持ち運ぶ為のツールも探してきました。写真にあるものは全て考え抜いた品々です。今後の課題は法被のモデルチェンジを如何にするかです。その為に法被の勉強中。よりトラディショナルな方向へ向かう予定です。

kaigen2.JPG基礎工事製品検査外柵工事石碑の工事の順に、過去4回に渡って本ブログで取り上げた石碑が無事お客様の元へ引き渡されました。かなり前もってご注文頂いたので、工事行程もかなり余裕を持って立てられましたし、施工中も天気に恵まれ気持ち良く作業出来ました。仕上がり具合は写真の通りで、シンプルですが密度の高いお墓が出来たと自負しています。FLAT3は比較的濃い目の石が似合いますが、中でもこのクンナムは色艶共に最も似合う石種です。このお墓の真価はこれから発揮されるわけで、実施にお墓参りをする事でお解り頂けると思います。この石碑建立に関わった全ての方に感謝感謝です。